ひろってつないで

女子バレーボールの情報や試合の感想を、適当に更新しています。たまに男子も。

リオ五輪関係 東京オリンピック関係

竹下佳江さんが語るリオ五輪

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これは私が『Number Web』の記事を読んだ感想です。

まず竹下さんは、ミドルにトスが上がらなかった要因として、スパイカーとの信頼関係不足を挙げていました。

セッターにそのスパイカーを使えと言っても、信頼関係が何ヶ月間かでできるかといったら、そんな簡単なものじゃない。

竹下さんでもこういっているのに、若い宮下選手に短期間で信頼関係やコンビをつめることなどできるわけないのです。

海外の選手のように、上げればなんとかしてくれるようなミドルブロッカーは、日本にはいません。だからこそ、セッターとミドルが時間をかけてやっと習得できるような、完成度の高いコンビネーションが必要なのです。

東京オリンピックまで4年あります。MB1等の新戦術を使う気がないなら、早い段階からセッターとミドルを固定して、世界に通用する高度なセンター攻撃を作り上げるべきだと、私は思います。

攻撃のバリエーションも減ってしまった

私たちがやっていた頃は、沙織などサーブレシーブをする人も絶対バックアタックに入っていこうという形だったから、攻撃の選択肢が常に4つありましたが、今は遊んでいる人もいる。(後衛のアウトサイドは)レシーブだけでいい、みたいになっていて、そうなると相手が(日本の攻撃を)見やすくなってしまいます。

私も観てて同じように思ったのですが、竹下さんがセッターをやっていた頃に比べると、攻撃のバリエーションが極端に少なくなっていました。これはチーム作りの段階で、試合で使える攻撃を準備できなかったことが原因かもしれません。

サーブレシーブをする人はまずそれに集中しなさいという感じなのかもしれませんが、私は絶対にパイプのサインを出していました。意識づけですよね。常に『上がってくるかもしれない』と意識することが大事です。ラリー中も準備しておかないといけない。準備していない時ほど、練習中はわざとトスを上げたりもしました。そこで『あ! しまった』となると、入らなきゃいけないという強い意識が生まれるので。『準備しといてよ』と言ったりもしましたし。だから頭が休憩する暇はなかったと思いますよ。『もしトスが上がった時、打たなかったら怒られちゃう!』って。

竹下さんは、こうやって意識づけすることにより、スパイカーを育て、攻撃の幅を広げてたんですね。

『準備していない時ほど、練習中はわざとトスを上げたりもしました』

こういうことは、若いセッターでは、やろうとしてもなかなか出来ないことです。

軸とするセッターは中堅以上がよい

セッターはチームで一番頭を使うポジションです。試合を組み立てることや、相手チームとの老獪な駆け引きも必要。さらには、スパイカーの能力を最大限に引き出すためのトス回しも大事です。それもこれも、経験を積むことによって得るものであり、世界的にみても、若い内から成功を収めるセッターはほとんどいません。

そもそも、セッターはスパイカーを使う立場にあります。使う側である以上、下からよりも上からの方がやりやすいのは当然。そう意味でも、若いセッターに任せるのは良策とはいえないでしょう。

今後は中堅以上のセッターを軸として、若手はいくら才能があっても第2、第3セッターとして育成する方がよいのではないでしょうか。

最後に

竹下佳江さんは、他にもこういうことをいってました。

ただ、古賀紗理那はメンバーに入れてほしかったな、という思いはあります。コンディションや数字が上がらなかったからというのはあると思いますが、あの子は(五輪で)やってくれるような気がしていたので。できれば紗理那にも経験してほしかった。それが先につながったでしょうし、彼女にとって大きなものになったんじゃないのかなと思います。

同感です。世界最終予選の直前に、地元熊本で大きな地震があり、彼女は様々なものを背負って戦わねばならなかった。大事なオリンピックの最終予選でさえ大きなプレッシャーなのに、彼女だけ大きな重圧がのしかかっていたのです。直前のワールドグランプリでは復調の兆しがあったのですから、事情を考慮してメンバーに入れてもよかったと思います。それに古賀選手にとっては、海外での戦いの方が、プレッシャーも掛からず結果を出しやすかったはず。

オリンピックは、経験したものしかわからない独特の緊張感があるといいます。東京オリンピックの中心選手になるかもしれない選手がリオで経験できなかったことは、ほんとに残念でなりません。

Number Webの記事はこちら
http://number.bunshun.jp/articles/-/826440

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